なんと5月は1回しかこのブログを更新していませんでした。新しい議会構成を決める臨時会や、第2回定例会の準備などがあって、なかなか更新するタイミングが無かったと言い訳しておきます。毎度のことながら反省しています。

墨田区議会では、5月25日に臨時会が開かれました。墨田区議会の常任委員会の任期は1年と条例で定められているので、委員の交代のために例年この時期に開かれています。
今年度、私は産業都市委員会に所属することになりました。産業・観光、まちづくりなど都市計画、公園や道路などの土木関連、清掃など環境に関することを所管します。この委員会に所属するのは3回目なのですが、少しは深い議論ができるように努力したいと思います。
今年の臨時会では、これまで3つあった特別委員会を廃止し、新たに3つの特別委員会を設置しました。所管事項を整理しなおして、これまでの都市開発・災害対策特別委員会を災害対策特別委員会に、行財政改革等特別委員会を都区制度改革等特別委員会に変えるとともに、新たに議会基本条例の制定を目指す、議会改革特別委員会を設置しました。
私は、議会改革特別委員会の副委員長を拝命しました。

また、同日に坂下修議長、じんの博義副議長から正副議長の辞表が提出されたため、新たに沖山仁議長と高橋正敏副議長が選出されました。

墨田区議会では、前期からより開かれた議会を目指して、議会改革の取組を進めています。
https://www.city.sumida.lg.jp/kugikai/gikaikaikaku/index.html

これまでの成果というか結果はこの通りですが、実は私、平成25年に検討委員会が設置されてからずっと検討委員会のメンバーに入っていたのです。
初当選当初、私自身の考え方としては、
①議会の会議は基本的に公開されている。条件が整えば映像配信などを行っていけばよい。②区民の皆様への議会報告は、会派や議員個人がそれぞれの考え方で行えばよい。
③地方自治法、会議規則、委員会条例などで規程は整備されているので、わざわざ議会基本条例にまとめる必要性をあまり感じない。
というスタンスでした。しかし、さすがに4年間にわたって他の自治体の議会基本条例を読んだり、議会改革に関する書籍に目を通したりしていると、議会基本条例を制定して、墨田区議会としての理念や姿勢を明らかにするほか、規程整備なども行っておいた方が良いのではないかと考えるようになりました。
今期中に条例制定を行うことになっていますので、墨田区議会に合った議会基本条例となるように、調査研究をしていきたいと思います。
また別の機会に、議会改革については書こうと思います。